【雑感】「アクティブラーニング型授業」を紹介するセミナーの中での質問です。私の授業の中核は「生徒同士で、質問し、教え、おしゃべりします。立ち歩いたり、ホワイトボードに集まって議論したりする」ことです。それは「昔の高校生たちが放課後や休みの日にやっていたことみたいだね」という質問なのです。
私も以前から感じていたことです。昔の高校生には自然にできたことなのですが、今の高校生にはそんな力がない、というのが実情です。そこで、私がやったことは、人工的につくられた場で、「昔の高校生がやっていたようなこと」を彼らが体験的できるようにしたのだと、私自身も自覚しています。
このように、同じような発想をしてくれる人に出会えると、とてもうれしいものです。また、このことは、授業改善研究にとって、大事な観点なのかもしれません。
