「小林さんは、新学習指導要領とアクティブラーニング型授業をどう説明していますか?」

【雑感】先日、キャリア教育やアクティブラーニング型授業の実践で知られている教員が多数集まる機会がありました。そこでRさんから「S高校に呼ばれました」との話が出て、「え?私は今月行くよ」、「そうなんですか?!」「担当はTさんでしょ」「そうそう、突然電話をもらってびっくりしました」なんてやりとりをしました。
 そのあと、メールでRさんから「小林さんは、そういうときにアクティブラーニング型授業と新学習指導要領の関係をどう説明しているのですか?」と質問を受けました。これは、私にとっては良い「気づき」を促す質問になりました。
 というのは、私の説明の仕方は誰からか教えてもらった方法ではありません。あちこちで講師を務めさせてもらううちに、自分が知っていることや、プレゼン資料に使えそうな題材を元にアレンジしたものです。「他の人はどう説明しているのだろうか?」と気になり始めました。アクティブラーニング型授業のことだけではなく、キャリア教育などについても同様です。「講師としてみんなはどう説明しているの?」「それぞれの説明に対する、参加者の反応はどうなんだろう?」‥と次々に疑問と興味が湧いてきました。
 この「気づき」をどう活用するかは決めていません。しかし、「質問」の威力を改めて強く感じる体験なりました。