「試験に合格したり、つまらなくなると彼らは授業に出てこなくなるよ」

【今年度からの私3】「高卒認定資格」を目的とする「河合塾コスモ名古屋」の講師を務める私は昨日、講師打合せと、生徒さんたち向けの入塾説明会に出席しました。そのとき、ベテランの先生と話している時に出てきた発言が冒頭の言葉です。
  「高卒認定試験」は毎年2回行われます。必要な科目数の合格を得ると「高卒資格」が認定され、大学受験等の資格を得ることになります。従って、「合格してしまう」か、「この科目は捨てよう」となると授業には出てこないというわけです。嫌でも単位を取らないと進級できないので、我慢する普通の高校とは根本的にシステムが違います。
  これは厳しいです。「つまらない」「難しすぎる」となれば出席者数に直接反映します。「合格した」あとでも出席する場合は、何らかの意味で「楽しい」か「必要性を感じる」ときだと思います。私の授業の価値が今までとは違った視点で試されることになりそうです。「わくわく」と「どきどき」を感じながら帰ってきました。