授業改善の核心は教師の対話力

【授業研究週間の活性化4/4】昨日紹介した「授業見学用ワークシート」の問いは「授業研究委員会」が発明した「振り返り会」の考え方をベースにしています。更に突き詰めれば「授業改善・授業力向上」を実現する核心は「教師の対話力」だと考えています。
  元は「研究授業」のあとの「振り返り会」をどうするか、でした。吊し上げや当たり障りのない発言ではなく、全員に役立つ方法はないのか。文献を参考に作ったスクリプトは「質問中心」の方法でした。これに沿って繰り返して気づいたのは、参加者の中に「対話」が生まれることです。対話の積み重ねが教師自身の能動的な学習を生み出し、成長につながります。それは授業中の生徒とのやり取りのスキルにもなります。
尚、対話とは「一人ではたどり着けない気づきや結論にたどり着く話し合いの過程」ととらえています。