月刊生徒指導

 1週間ほど前のことになりますが、雑誌の「座談会」に招かれました。テーマは「キャリア教育」。「キャリア教育としての教科・科目の授業」について意見を出してきました。

 「月刊生徒指導(学事出版)」という教員対象の月刊誌の9月号(8/13発行)に掲載される予定です。学事出版には10年ほど前に記事を書いたり、そこを会場にした研究会に出席したりしていたので、久々に行きとても懐かしい気持ちになりました。
 話題は学校と企業が連携して「キャリア教育」を進めていることの現状報告や、そのことの成果や課題などから始まり、出席者がどんな実践をしているかという話題に移りました。ここで私は「イベント型のキャリア教育よりも、毎日6時間も生徒が受ける授業そのものをキャリア教育にするほうが効果がある」「そのためにはキャリア教育のコンテンツよりプロセスに焦点を当てる方がよい」「私は物理の授業で毎日それを意識して授業をつくってきて、ある程度の成果が上がっている」などの意見を述べました。
 「生徒指導」の専門誌が「キャリア教育」を取り上げることにも賛成ですし、うれしいことです。その上、私を知っている方が「それなら小林さんがいい」「小林さんのキャリア教育としての物理の授業を取り上げたらいいよ」と意見を出してくれたようです。何ともうれしいことです。発行されたら改めてこのblogでお知らせします。