スキルとマインド

【授業研究】「マインドを知らないと使えない」「著者に会って人柄がわかると理解できる」という意見を聞いて考え続けています。そもそも、著作を上梓したり、研修会講師を務める意味は何なのか? 講師の役割は何なのか? 受講する人の目的は何なのか?

  研修会をたくさんプロデュースしてきたFさんと話し合いました。色々な講師について聞いてみました。様々な特徴があることは理解できました。プロデュースする人たちの意図は授業改善を実現することを目指しているというより、本を販売したり、自社を宣伝したり、学生募集・生徒募集をしたり、何らかの営業が目的ということのようです。それが悪いわけではないのですが、講師は何を目指しているのかという疑問も膨らんできました。

  私が目指しているのは「授業改善を通して授業者が成長するプロセスをつくること」なのだということがかなり明確になってきました。これは著作だけ、1~2度の研修会だけでは「絶対に」実現できません。時間をかけて、丁寧に、一緒に学び続ける構造をつくるべきだろうということが見えてきました。

 その過程でスキルもマインドも伝えていくことができそうな気がしてきました。「スキルを鍛えて授業を続けることがマインドの変化を実現できる」と体験を通して信じています。それを実現するには、現場に出かけて継続的な指導をすることと、オンライン講座を組み合わせることが役立つと感じてきました。

 そのヒントになるプログラムもいくつかすでに体験してきました。オンライン講座に必要な自分自身のリテラシーも高めつつあります。このことに協力してくれそうな人たちも見つかり始めました。見通しが立ちつつあります。

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