対話スキルのオンライン・トレーニング

【授業研究】オンラインで色々な学校や教育委員会・センター主催の研修会を担当するのが常態化してきました。継続して関わっている学校等では授業改善の柱は「基本スキルと基本パターン」を構造化し、意識的なトレーニングをしていくことが大事であるし効果的であることがだいぶわかってきました。

 その過程でわかってきたのが先生たちにとっても生徒たちにとっても「対話のスキル不足」が大きなネックになっていることも明らかになってきました。とりわけ「質問のスキル」です。

 私は物理・空手・カウンセリングと一見かけ離れた分野を学んできたように見えますが、実はこれらは全て「対話」という点でつながっています。当然、「質問のスキル」を含みますし、私はそれを長年トレーニングしてきたと感じています。ついでに言えば高校物理授業の改善を前からビジネス理論やスキルを学び出し、ここには「質問スキル」のトレーニング方法が色々存在していることも知りました。私がしばしば取り上げる「アクションラーニング」のそのひとつです。

 その「質問スキル」をどうやって鍛えるかが現場からのニーズが増えてきました。ずいぶん前には継続的なトレーニングの場を設定していた時期もあるのですが、会場の問題やメンバーの日程調整などで長続きしませんでした。現在はこれを乗り越える方法としてオンラインがあります。これは大きな武器です。

 来月から少しずつ本格的な実験を始めます。以前にやっていたころに比べると、6年間大学の授業で工夫し続けてきた方法があります。それらは以前よりも参加者にとって理解しやすく、上達しやすくなっていると確信しています。

 たぶん1~2ヶ月の実験でオープンに始めることができると思います。うまく行けば夏休みには開始できそうです。ご期待ください。

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