オンライン研修会教材作成の楽しさ

【授業研究】ある組織から「派遣で教師として仕事をしている人たち」向けのオンライン研修会の依頼を受けました。臨任で働いている先生たちは、いきなり「オンライン授業をやれ」と言われても、訓練を受けたこともない人たちが多くて困っているとのことでした。私もその事情はある程度把握しています。

 その依頼は「困っている人が多いので、急いで実現したい」というものでした。私はやりがいのある仕事なので二つ返事で引き受けて、打合せを進めてきました。その進み方は驚くほど迅速でした。

 記録を見ると最初の漠然とした相談メールが届いたのは4/24でした。それから何度かメールを交換し、上司を交えてZoomで打ち合わせをし、GOサインが出ました。そのあと細々とした進行表やスタッフの役割分担等を決めて、募集要項を決め今週、オンライン研修会を実施することになりました。最初のメールを受けてから実施まで1ヶ月を切る早さです。担当の方の意欲を強く感じます。この真剣さに応えられるのはとてもうれしいことです。

 あまりにも急速だったので、こちらの対応もどたばたです。最終打合せが済んだのは先週の木曜日。月曜日から募集を始めるので、同日から事前視聴用動画を配信することになりました。私は木金土とすでに抱えていた仕事があるので、そう簡単にはこの仕事に集中できませんでした。

 やむなく、土曜日の夜からこの仕事にかかりきりでようやく日曜日の夕方に完成しました。約10分×3部構成の合計約30分間の動画です。大半のスライドは新規作成です。我ながら力作です。ある意味では「授業改善をテーマとしたオンライン研修会のつくり方」の実例と言っても良いくらいの内容です。

 エネルギッシュな担当者と、それをバックアップしてくれる組織の熱い想いに惹かれながらの楽しい仕事でした。こういう仕事に出会えることは有難いことです。

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