長年の友人と語り閃く

【授業研究】大学空手部以来の付き合いなので、もう50年間になる友人とランチ。当然、空手の話でも盛り上がります。これが刺激になり、眠っている間にひらめいて、このメモを書いています。(子供のころから夢の中で閃いたことを起きてメモする習慣があります)

 「基本スキル・基本パターン理論」の今年度の課題は「段級位制の創出」です。もう少し詳しく言うと「授業者スキルの評価基準と評価方法」を作ることです。しばしば、武道の世界ではこの評価基準は曖昧です。権威のある人が鶴の一声で決めてしまうことも多々あります。私はこれに「科学的な基準」をつくりたいと思いますし、「みんなで共有できる基準」であり、「指導と評価の一体化」を実現できる方法にしたいと思っています。

 という構想は良いのですが、それを現在支援している各所でどう具体化するかは、モヤモヤし続けていました。今日の閃きはなかなか良さそうです。私が全員を評価するのはもちろんですが、校内でも相互評価をしてもらえるようにします。それには「基本スキル・基本パターン」はわかりやすくて、使いやすいはず。

 と言っても、全員を一斉に評価する「審査会」のようなものは作りません。準備ができた人から、小林や同僚に見てもらって評価をしてもらいます。複数の人たちの評価を得て「段位・級位」を決めます。努力した人、授業がうまくなった人は、自分の自信を客観的に評価してもらえて自信が付くはず。相互評価の輪が広がれば、校内で「共通言語」がますます広がります。

 ‥うーん‥我ながらいい感じです。少しずつ実験しながら進めます。「イベント型学習」から「日常的な学習」への転換もできます。楽しみが膨らみます。今日からの対面指導で色々とチャレンジしようと思います。