教師スキルの研究へ

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【授業研究】私にとっては本当に珍しく、1/25(火)~1/31(月)までの7日間のうち昨日は6日目の出張でした。都内の専門学校での研修会講師です。
 何回も伺っている大きな専門学校グループの1つの学校ですが、今回のテーマはこれまでの「授業者スキル」とは異なります。それは「担任的仕事の研究」です。専門学校では「担任」という言葉をメインで使っているわけではないのですが、「教科授業を担当する講師」と「管理・事務のスタッフ」と「学生」の間に立って仕事をする人たちがいます。これは小中高校の感覚ではまさに「担任」なので、私は「担任的仕事」と呼ぶことにしました。

 依頼されたテーマは「学生の指導・サポートもしなくてはならない」し、「講師(教科授業担当者)のサポート・支援もしなくてはならない」、「講師の仕事をどうすれば向上できるか」でした。これはまさに私の次のテーマ「担任スキル」のテーマです。その「意識を高める方法」はだいぶ見えてきましたから、具体的なスキルを検討することになります。

 昨日はその背景になる理論と、最近の私の実践を紹介して、あとは質疑応答。質問がたくさん出て、ワークができなくってしまったのですが、内容の濃いものになりました。専門学校では「裏方」的な仕事に「光を当てる」ことは出来たようです。ナイチンゲールが単なる「助手・下働き的仕事」に意味と意義を見出して、「看護師」としての専門領域を確立したように、「担任」という仕事に新しい意義付けをしていきたいと思っています。新しいチャレンジの開始です。

 新しいことへのチャレンジに私は相当緊張していたようです。昨日は研修会の途中からかなり強い肩こり・肩の痛みを感じていました。帰宅したころにはますますひどくなり、仕事ができる状態ではありませんでした。風呂に入って21時に就寝。今朝は6時に起床。いつも5~6時間睡眠の私が9時間も眠っていました。