素早い反応とおススメ無料トライアル

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【授業研究】鹿児島修学館中学高校での体験の「振り返り」です。今日はそれに「宣伝」も付けています。

 進路指導主任からも色々な相談も受けました。IB(国際バカロレア)を採り入れようともしているし、基本的には中高一貫教育をしている学校です。そこで出てきた悩みは、
「新しい教育を標榜しつつも、その成果を大学受験を目指すための模擬試験で偏差値を測定するだけ」というのが、どうも気になりますという相談です。ごもっとも。

 そこで提案したのは2つ。1つは「RST(リーディング・スキル・テスト)」です。知り合いの学校での結果ではRSTと偏差値はかなり高い相関性を示しています。これを使うことで、全教科で「読む・書く」に重点を置いた教育ができ、偏差値の向上も期待できるかもと話しました。

 2つ目は「DiscoveRe Method」。これは非認知能力を測定しようとするものです。このテストにはいくつかの特徴があります。

(1)宇宙飛行士訓練から‥とありますが、
  要点は「ジェネラリスト」を育成しようとしていること。
  スペシャリストよりジェネラリストの方がこれからの時代には強い
  という理論背景に私は強く賛同しています。
(2)完全CBT(Computer Based Testing:コンピュータ・ベースド・テスト)であることです。
  生徒全員が端末を持っていることを前提としています。
  そのためテストも結果返却も比較的短時間で終わります。
(3)事後に「振り返りワーク」が付いている。
  テストをやりっぱなしではなく、その結果を見て理解し、
  その後の生徒たちのトレーニングを促すためのワークが付いています。
  このワークは依頼を受けて私が開発しています。
  担任の負担が少なく、短時間で実施でき、
  生徒の「振り返り」の力も高めようとしています。

 進路指導部主任の反応は早い。相談が終わって1時間くらいしたら、
「DiscoveRe Methodの無料トライアルの申込してきました!」とのこと。
 このワーク用のワークシートや教師用マニュアルにはCBTであることを活かしてこれまでにはないアイデアを盛り込みました。それは考えてもらう材料には「ケース」を提示して、これを基に生徒たちに考えたり話し合ったりしてもらいます。そのケースはデータで提供されます。そこで「〇〇部」や「〇年生の女子」などの記述でその学校に適さないときは現場で変更してもらうことも可能です。

 興味のある方は以下から申し込んでください。備考欄に「小林のブログから」と書いていただけると助かります。このワークシートの内容やケースについて意見交換もさせてください。

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