鹿児島行きに備えて‥

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【授業研究】来週は約1年ぶりに鹿児島に行きます。鹿児島修学館中学高校に水木金土の4日間「出勤」します。このところほとんど閉じ籠り。対面が復活しつつあるものの、泊りで出かけることもはとんどなかったので、楽しみと不安が混じります。

 楽しみは苫野一徳先生とコラボの「生徒・保護者向けの教育講演会」。今回のテーマは「エージェンシー」。テーマについて苫野先生とメールのやりとりを積み重ね、久々に哲学談義を楽しみました。なりゆきからいつの間にかイベントの準備についてもアドバイスし始めて、だいぶ口を出してしまいました。これは現役の教員として様々なイベントを運営してきたときのような楽しさもありました。

 次の楽しみは授業を「生で」たくさん見学できることです。リモートでだいぶ色々なことを理解できるようになっては来ているのですが、やはり時々は「現場で見て」、アタマの中を調整する必要があると感じています。それにともなって多くの先生たちと話し合い、相談に乗ることも楽しみです。

 校内研修会ではIB(国際バカロレア)に対応するためのアイデアを出して、皆さんと考えます。具体的なテーマは「提示されている(覚えきれないくらい)たくさんのチェックリスト」を乗り越えるための授業(教育・指導)をどう実現するかです。これは少し前に月刊誌の連載に投稿した「診断技術と治療(教育)技術」の発想が役に立ちます。その土台には空手・武道を通して鍛えた技術論・上達論があります。これらを語るのも楽しみです。

 問題は数日間出かけるので行く前に色々な「宿題」を仕上げておかなくてはならないこと。夜にホテルでできないこともないのですが、いつもはデスクトップPCでやっている作業をノートPCでやるのは少々疲れます。できるだけ済ませてから出発できるようにしようと思います。

 ついでの楽しみはホテルの「温泉」。偶々見つけて予約したのですが、鹿児島でも気温が下がってきているようです。良いタイミングですし、数日間温泉に入るのは、何年もなかった気がします。ホテルで夜遅くまで仕事をしなくて済むように色々な準備を済ませて出かけたいものです。

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