ペンの角度

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【授業研究】久々に原稿用紙に万年筆で書いてみて、気になったのは「書きにくさ」。どうも原稿用紙の上をペン先がスムーズに進みません。弁証法の学習を熱心にやっていたころは1日に数十枚分は書き続けていました。そのころは書きにくさはにはなかった気がします。万年筆はその当時と同じくらいの品質のもの。それほど悪いわけはありません。昨日昼間には、「書き続ければペン先がなじむだろう」「インクの出方も良くなるのだろう」と考えていました。

 夜になって思いついてネットで検索してみました。その結果、「ペン先の角度」の問題らしいと気が付きました。参考になった記事は筆者自身が角度を変えて書いてみたという話です。その字体の変化の画像もアップしてあります。それで思い出しました。私もその問題を弁証法を学び始めた=原稿用紙にペンで書き始めた時に乗り越えていました。

 当時の私は物理の勉強ばかりをしていましたから、書くのは大半が鉛筆でした。数式を書くのも図を書くのも2B程度の鉛筆が最適だったからです。それと時々ボールペンでした。ついでに言えば大先生に「原稿用紙にペンで書け」と言われた時に、「縦に文字を書いたことがないなあ」と感じたことでした。そのため鉛筆やボールペンと同様に最初は万年筆を立てて書いていました。これを大先生や周囲の人たちに注意されたことがありました。

 早速今朝はペン先を少し寝かせて書いてみました。昨日よりスムーズです。まだ慣れないので少々肩に力が入ります。それでも1枚を書き終える時間は短縮できました。何日間でこれに身体が慣れるかも楽しみです。

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