手書き、結構書ける‥

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【授業研究】原因不明の体調の良さはアタマの働きも向上させてくれるものです。締切まで25日間もある連載原稿を書き始めて4ページ中の2ページ程度を書いてしまいました。理論的な新発見もあります。これもうれしいことです。

 冴えているときは新しいこともやりたくなります。一昨日、思いついたのは「手書き練習の再開」。ワープロだけで書き続けることは漢字を忘れがちだけではなく、どうも論理的思考力も低下させるような気がして、10年ほど前から不定期な日記は書いてきました。単純なその日の記録を万年筆で、できるだけ漢字を使って、わからなければ「用字便覧」で調べて書いています。

 2~3年前に、この練習を昔のように原稿用紙に書こうと思いつきました。長い間コクヨのB5サイズ横長縦書きの400字詰めの原稿用紙を使っていたのですが、この機会に大きめのA4サイズの原稿用紙に切り替え、ついでに高級原稿用紙を10冊購入。しかし、使わずじまいになっていたのを一昨日から使い始めました。

 するとバカロレア関連の本を読んで「美しいブルーインク」の下りで、そういえば昔はブルーインクを使っていたのを思い出し、これを機会にブルーブラックに替えることにしました。今日はその初日。なにせ買ったばかりでほとんど使っていない中字用の万年筆なのでまだインクになじまない気はしますが、久々に朝から書いてみました。確かに黒字よりはブルーインクの方が圧迫感がなく、きれいに見えます。しばらくは続けてみようと思います。

 一昨日から書き始めるついでに「書いている時間」を計測してみました。「立つ時間むを計測し始めてから、「読む時間」「散歩の時間」など色々な時間を計測できるようにタイマーを買い足しました。で、書いてみてびっくり。今朝は400字詰め原稿用紙3枚を書くのにかかった時間は29分間。1枚を10分弱で書いています。私が毎日原稿用紙に万年筆で書いていた時の平均速度は約15分間です。当時は常に清書の意識で書いていたのに比べて今は殴り書きに近いので差はあります。しかし、かなりの早さで書けたこと。30分間集中していたこと。その間、確認した漢字は3つ。頭の働きはまだそれほど悪くはなっていないようです。

 69歳。老いとの戦いは楽しく進んでいます。

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