質問も動画にすればいいんだ!

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【授業研究】最近はわからないことはYouTubeの動画で調べて解決することが増えました。授業研究のための「新しいオンラインツール」の使い方も開発していますが、これの使い方も「文章」と並行して、チュートリアルの動画でももらっています。これは便利です。

 それでも「新しいツール」を本格的に使い始めると疑問が次々に出てきます。そのたびに担当の人とタイミングを合わせて電話等で話していましたが、お互いのタイミングが合わないと、しばしば数時間止まってしまいます。

 一方で、自分でもチュートリアル動画の真似事もしてみました。画面での操作を録画していきます。自分が話している声を録画し、マウスポインターの動きも録画するように設定できることを最近知りました。こうやって作成した動画を送ると好評でした。電話で説明するより短時間で、しかも多くの人たちに都合の良い時間に見てもらうことができます。

 そんなことをしながら気が付いたことがあります。「質問を動画でする」ことです。新しいオンラインツールの使い方で行き詰まっているところの画面操作を録画します。「ここをこうします。ここまではうまく行きます。‥ここから先に行けないのです。どうすればいいですか?」などと声に出しながら操作して問題点を録画します。この動画データを相談相手に送付します。

 録画に1~2分。終わると即座にMP4に変換されます。この程度だと容量も10MB程度なのでサクサクと送信できます。先方は時間のある時に見て、返事をくれます。こちらの質問が具体的なので、返事も端的にもらえます。2人の時間調整も不要です。

 この方法はとても良いと感じます。生徒・学生の質問もこうすればよいと思います。その動画を今開発しているツールにアップすれば、他の生徒学生も見てコメントを書き入れることができるし、指導者がコメントすることも可能です。
 「動画で調べる・検索する」の次は、「動画で質問する」、「動画上で質問回答する」に進みそうです。その意味でも今開発に関わっているツールの可能性がとても大きいことを実感します。今は1つのグループに実験的に始めていますが、別のグループにも展開していこうと思います。

 色々なことが楽しくなってきます。問題は、やるべきことが増えすぎて閉じ籠っているのに忙しくて、だらだらしている時間が減ってきたことです。一時期かなり見ていたアメリカではやりの連続ドラマを最近は全く見なくなってしまいました。ま、いいことなんですけどね‥(笑)

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