人生後半の新しい意義付け?

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【授業研究】田原真人さんたちに誘われて「教育から未来を考える3週間」のゲリラフェスに参加。「参加型社会」の教員バージョンをつくりたいと考え続けていたのですが、オンラインで出会った人たちと話が弾み、放課後タイムで延々語り合ってしまいました。

 ボトムアップ、「学習する組織」理論の学校組織への適用、私立学校の協働の実現、教師の離脱を防ぐ、教科授業の改善を中心に置く、教科授業スキルと担任スキル・生徒指導スキル等を同一理論でつなぐ‥等々を具体化できそうな気がしてきました。

 ワクワクします。これらを通して、最近気が付いた私の強みです。それは高校教諭を定年退職し、大学教授の経験もしてきて、フリーになっているということです。もうすぐ69歳になる私は子育てもひと段落しています。組織の束縛もなくフリーで色々な組織と緩やかな関係を持って仕事をしています。体力は若干落ちましたが、インターネットや関連機器の発達で若い時以上に広範囲の学校等とつながっています。

 人類学によれば女性が閉経後も生きるのは、子どもの子育て(孫育て)を支援するためだと言います。これと同じように、「ライフシフト」が目指す「充実した100年人生」においては、家族内の子育て・孫育てのためだけでなく、社会的に「次の次の世代を育成するために」寿命が延びた世代が、その特性を活かして社会貢献をすることが必要になってきているのかもしれません。「できるようになってきた・しなくてはならなくなってきた」のかもしれません。

 すでに地域で活躍する高齢者の姿はニュース等でしばしば報道されるようになっています。同様のことがこれからは「学校教育・教師の生き方」の分野でも起きていくし、起こしていかなくてはならないような気がしてきました。高齢者の新しい生き方を創ることも意識していこうという気になってきました。

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