質問に答えているうちに‥

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【授業研究】数年前に大阪での講演会に登壇したときに知り合ったN先生は高校社会科の先生です。講演会で私が紹介した高校物理授業をそのまま社会科授業に取り入れました。当時の私は社会科の先生で、私の物理授業をそのまま実践した人はいなかっので驚きました。「社会科ではこの授業モデルはできない」と感じていたのですが、「教科を超えてできる」と確信する契機になりました。

 その後も、関西圏に出かけるときは時々、N先生の学校に立ち寄って授業を見せていただいていました。最近はいけくなくなりました。年度替わりの時期になって「少ない単位を担当することになり、クラス数が倍増した。リフレクションカードの処理が大変そう。どうすればいいだろうか?」と相談メールをいただきました。

 色々なアイデアを出しました。一番役に立ったのは「シャチハタを使う」だったようですが、「年度初めを乗り越えました」とメールをいただき、「それなら」とZoomで雑談。そのうちN先生の「理想の授業」の話題になり、「そのためには先生も生徒も対話のスキルが必要」という話になりました。

 すると「そのトレーニングを教えて欲しい」とリクエスト。「いいけど、1人では無理。何人か集められますか?」「集めます」とのやりとりでオンラインで実践することに。このトレーニングは昨年度から作り、色々なところで試しながらスマートになりつつあります。私にしてみれば、また磨きをかけるチャンスです。

 近況報告が研究に繋がってきます。うれしいことです。

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