講義動画作成構想

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【授業研究】昨日(2021/4/8)の記事に書いた「講義動画」を本格的に作る気になりました。大きな後押しになった2つの発言がありました。1つは継続支援している某学校の今年度の研修会についてのオンライン会議の中での発言です。

 「昨年の復習もして欲しいのです」。なるほど。それはそうですよね。でも、時間の少ない研修会の中で復習の時間は取りにくいものです。と言って、前回の事前視聴用動画をもう一度見てというと、「復習したいテーマ」とは別の内容もたくさんあります。それを20~30分間の動画の中から探し出すのは面倒なことです。それなら小テーマごとに講義動画をオンラインに置いておけば復習しやすいことになります。研修会の案内でも「このテーマの復習には〇番の動画を見てください」と表示しておけば良いわけです。

 もう1つは今、新しい動きのために集客や調整をしてくださっている会社の方から「それは宣伝活動の大きな武器になります」と言われたからです。それは確かにそうです。「小林さんはこういう人でして‥」とイチイチ説明するのは面倒ですし、なかなか伝わらないと思います。「こんな動画がありますから見ておいてください」と紹介すると楽です。実際、ある学校では校長先生が替わったので新しい校長先生と打合せを近々することになっています。それにむけて委員会の先生には私の動画を見てもらうようにお願いをしました。

 これらのことから動画作成の必要性とメリットを強く感じたので、作り始めようと思います。今のところ以下の分類をか考えています。
「A 簡単な自己紹介」「B 小林の実践紹介」「C 著作の紹介」「D 基礎理論」
  このそれぞれの大項目の中に小項目をつけていこうと思います。例えばAなら私が新しい授業改善にたどり着くまでにどんな学校でどんな仕事をして、何を学んできたかを紹介する項目を付けます。
A01「荒れる学校での生徒指導に役立ったビジネス理論」
A02「荒れる学校で学び始めたカウンセリング」
A03「カウンセリングで変わった生徒観・教育観」‥などという具合です。

 実はこの基になるパワポのデータと動画はすでにたっぷりあります。それは10月から4月まで担当させてもらっている2つの「オンライン講座」用の事前視聴用動画です。毎回30分前後の動画を作成しました。月に2つの講座を6ヶ月続けましたから、2×6×30分=360分=6時間ですから、6時間程度の動画のためのパワポデータはすでに作成済みということです。他の講座のために作成した動画のためのパワポもこの1年間でかなりたまりました。小分割すれば講座用には簡単な説明に留めた個所をより詳しく説明することもできます。

 この1年間、オンライン研修会のたびごとに事前視聴用動画を作成してきたことが、こんな風に結びつくとは思いもよらないことでした。イチから作るとなればどんなに意味のあることでも挫けます。これだけの素材があればどんどん作っていけそうです。作ったら、このブログの読者の皆さんにはご案内するつもりです。お楽しみに。

 その前に急ぎの動画作成があるのですけどね‥汗汗

※昨年秋から継続しているオンライン連続講座の案内は以下です。
◎「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
◎「Find!アクティブラーナー社」はこちら→https://find-activelearning.com/
◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
  こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/