オンライン・イベントで登壇します

1人のマンガのようです

【授業研究】私が登壇するオンラインイベントの紹介です。昨年の休校に始まった「オンライン授業」、4月からは児童生徒に端末を持たせるGIGAスクール構想の実現、それらに伴う学校現場にICT機器の導入や通信環境の強化‥などの急激な変化が起きています。

 その一方で、負担が増加するだけで学習の質は低下するオンライン授業、テレワーク中の家族に不評なオンライン授業のやり方、せっかくの端末は学校のロッカーに置いてあるだけ、端末を使うのはインターネット検索だけ、先生たちは端末を使うための特別な授業を時々やるだけで大半は元のままの授業、コロナ禍を言い訳にワンウェイに戻る教科授業、混乱の中で二極化が進む学校と教師‥などの懸念が高まります。

 これらを乗り越えるのに必要なのは「授業の基本」です。小林が10年以上前に開発した授業の方式と考え方は、オンライン授業でもそのまま活用でき、オンライン研修会でも役立っています。対面とオンラインを併用するハイブリッド型の授業でも効果を発揮しています。むしろ、グループワークやオンライン授業にチャレンジすることで基本である対面授業の質向上を実現しています。

 更に昨年4月以降、月刊誌で発表し、数校の協力校で実践を始めた「基本パターンと基本スキル」は小中高校で全員が実践できる「簡単でシンブルな方法」で、「組織的な授業改善」に成功しました。これを基礎に置くことで「GIGAスクール対応」も「働き方改革推進」も実現できます。その土台になる「対話スキル」のトレーニング方法なども紹介します。

 この私の登壇方法は以下です。
①「事前視聴用動画」と「スプレッドシート上での事前の質疑応答」。
②当日は「講義なし」「ブレイクアウトルームによるグループワーク」、
 「ジャムボードによる他のグループとの話し合いの共有」を基に、
 「メインルームでの質疑応答」を中心に進めます。
③「振り返りと事後の質問と回答」もスプレッドシート上で行います。

 これらが、理論的には「同期学習と非同期学習」のモデルであり、実際に体験することでその効果を実感することになります。そこで使われる基本スキルは対面授業と共通しています。参加された皆さんはオンライン授業でも対面授業でも「基本は同じ」ことを理解してもらえます。

 上記以外にもこの4月から更にパワーアップする私の実践方法や新しいツールについても紹介できると思います。ご期待ください。

 イベント全体では多様なテーマで多くの登壇者がお話しされます。それらもお楽しみください。詳細は以下を参照してください。

https://www.facebook.com/2451352554881242/posts/4337402499609562/?d=n https://twitter.com/minnanoonline/status/1369979617231040515?s=21