相談相手が何人もいる!

【授業研究】誰でもそうなのだと思うのですが、やるべきことが増えてくると1人で抱え込んでしまいがちです。私も最近はやるべきことが増えていて少々ストレスフルな面がありました。この土日に溜まっていた仕事は概ねクリアしたのですが、気が付いてみると私は実にたくさんの人たちに相談をし、意見を聞き、ヒントをもらい、アイデアを膨らませています。

 大同高校の文化祭開会イベントの講演会の準備は、生徒会役員の生徒の皆さんと生徒会顧問の先生たちと校長先生にサポートしてもらいながら、おおむね完成しました。もし1人でやっていたら思いつかないたくさんのアイデアが生まれました。しかも、予定より早く完成したので、あと1~2日かけてブラッシュアップできそうです。

 オンライン連続講演会のプログラムも3つの講座が10月から始まるので焦っていました。ある会社の方に相談すると、他の講師の方のプログラム例を見せてくれました。「あ、こうやればよいのだ」と気が付いたのでスラスラと進みました。別の会社の担当の方には受講する人の自己紹介や要望を見やすい形に整理してもらいました。これで参加する人たちのニードがだいぶはっきりしました。会社社長として公的機関に提出する書類の締切にも追われていました。とにかく事務的な作業に苦手意識が強い私ですが、これも税理士さんにサポートしてもらって無事に期限内に提出できました。

 研究中の理論的な事は長年の友人の大学教授がサポートしてくれるし、フランスの日本語教師の会の皆さんは私の得意分野についてたくさんの質問をしてくれるので回答しながらアタマの中の整理ができます。河合塾コスモの「物理基礎」の生徒は、高校物理の範囲を超えて「自然界の不思議」についてあれこれ質問してくれるので、彼らの知識に合わせて説明する力が付きます。彼らが何を知っているかを理解する手がかりにもなります。

 大学を退職する前は実体的にはたくさんの人たちに毎日会っていました。大学の先生たちやスタッフの皆さんや学生たちです。それなのに、相談したりされたりしながら相互支援をしている実感はあまりありませんでした。最近はむしろ閉じこもりがちなのでリアルに会う人の人数は激減しました。それなのに多くの人に支えられている実感は飛躍的に高まりました。不思議なことです。

 これを書きながら締切が近づいている仕事を2つ思い出しました。でも今日明日で対応できそうです。これらも担当の人たちに相談しながらやろうと思います。相談相手が何人もいる!改めて、有難い環境にいることを実感します。

※秋から始まるオンライン連続講座の案内は以下です。
◎「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
◎「Find!アクティブラーナー社」はこちら→https://find-activelearning.com/
◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
  こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/

f:id:a2011:20200204054022p:plain

◎お問い合わせ、研修会講師等のご依頼はこちらへとうぞ。
  →akikb2★hotmail.com ★をアットマークに替えてください。