【授業研究】講師ラッシュの時期に次々に資料を作成しています。作成して担当の方に送るとコメントが返ってきます。ブログで書いた内容についての質問や感想も届きます。その中で私は「担任スキル」という言葉を多用しているものの、その内容はあまり理解されていないことにようやく気づきました。
私にとっては定年退職する前の20年間くらいは自分で整理した「担任スキル」を基に活動していました。同僚や若い人にアドバイスする時も、これを基に話していました。それなので「私にとっては当たり前」ですが、他の方には「理解不能」だということにようやく気づきました。
ちょうど作成したスライドがあるので、これに沿って少しずつ説明していこうと思います。シリーズとしては「担任スキルに役立つ背景理論」とします。1~8まであります。そのうちの1~3は担任として様々なタイプの生徒と接することになりますが、タイプの違う生徒たちに振り回されずに対応するにはどうするかを考えて整理したものです。
以下の3つに分類しました。「1 全ての生徒にこの対応」「2 タイプ別の対応法」
「3 生徒の状態にする対応法」です。全部を解説するには膨大な時間がかかりますから、その概略だけでも解説してみます。
まずは「1 全ての生徒にこの対応」のスライドです。どんなタイプの生徒にも、その時の生徒たちの状態にも関係なく、この基本スタイルで接しておこうということです。この基本態度をもっていないと、毎日の担任としての姿勢を整えることができません。明日以降、少しずつ説明します。[この項続く]
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