【授業研究】10,11月は関わっている中学校・高校での公開授業研究会のシーズンになります。すでに終わった学校もいくつかありますが、本番はこれからという感じです。私は公開研究会だけに行くこともたまにはありますが、大半のケースではそれまでにそれぞれの学校で全体研修会を実施したり、個別指導をしたりきています。
本番の日には、公開授業・分科会での研究協議・全体会での講演会というパターンが多いのですが、その全体会での講義も私の仕事です。ここで何を話すかにいつも悩みます。現場の先生たちにはそれまでの研修会で何度か話してきていますし、個別には詳しい話を何度もしています。しかし、外部から参加の先生たちの大半は私の話を聴くのは初めてです。このバランスをどうするかという問題が1つあります。
もう一つのパターンの問題もあります。それは継続して関わっている学校では外部からの参加者の方の中にも「昨年度に続いて参加」しますという方もたくさんいるということです。前年度に「来年はこんな話をします」と触れたので、参加申し込みに「去年の話の続きを期待しています」と書いてあることもあります。こうなるとその予告を無視することはできなくなります。
などなど。色々なことを考えなくてはならない上に、ラッシュです。10/31(木)~11/4(月祝)の5日間は出かける予定がないので、私は得意の「引き籠り」を決めて原稿を書き続けています。昨日までにいくつか仕上げたものの、まだあと5~6個残っています。その中には「生徒向けの物理授業」もあるし、「物理の先生たちだけ対象」もあるし、「スポーツ少年団の指導者と小学生の保護者向け」もあります。
多様な対象に向けて、自分が勉強してきた物理・空手(スポーツ指導)・カウンセリング・物理授業などの様々な分野のことを調べてお話しできるのはとてもうれしいことです。新しく読んだ本の内容を活用できることもうれしいことです。そのために自室に籠って調べては書き、書いては寝て、起きたら書き、時々散歩をしています。散歩ついでにお気に入りの本屋で立ち読みと書籍購入をし、そばのこれまたお気に入りの喫茶店で小説も読みます。私はこういう生活が好きです。(笑)
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