【授業研究】少し前に伺った学校での研修会についてです。懇親会では研修会について「あれがよかった」「これもよかった」と話が弾みました。これは講師としてはもちろんうれしいことでした。そんな中で管理職の方から少し違う角度での意見がありました。それは‥。
「小林さんは感情論じゃないのがいい」
でした。
「ものすごく『俺は頑張っているぞ』や『お前たち、頑張れ!』を表現する講師が多いんだよね。それは違うと思うんだよ。授業者や講師は淡々とやる方がいい。『頑張れ』と言われないけど、参加者や生徒が夢中になるのがいいと思うんだよね。
今日の小林さんの研修会はまさにそうだった。みんなにもそんな授業をやってほしいものです」
これはとてもうれしいことでした。物理授業のみならず、カウンセリング(教育相談)の場面でも、担任としてのクラス指導の場面でも、冷静でにこやかな指導を心がけてきました。私が盛り上がることは授業の目標ではないと思っています。いつの間にか、生徒たちが夢中になり、お互いに巻き込み巻き込まれてその勢いが広がっていく‥でも、授業者としての私は冷静に全体やそれぞれのチームや個々人を観察している‥そんなあり方をいつも目指しています。
あまり話をしない事なのですが、久しぶりにそこに触れてもらえたのはとてもうれしいことです。
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