【授業研究】新刊のアマゾン・カスタマーレビューにうれしいコメントがアップされました。実にうれしいのでそのまま全文引用します。
[引用開始]
「教員の主体的・対話的な授業改善の実現法」
(小林注:この題名だけでも私は感激してしまいました)
私は、小林先生の「アクティブラーニング入門1」「同2」をすでに購入し、授業でも実践している者です。(ステマや信者だと後から思われても嫌なので先に書いておきます)
元々は、「はじめに」にあるように、組織的に授業改善をすすめるための具体的な方法を知るためにこの本を手に取りました。ところが1度読み終えて、どうも違うということに気づきました。これは、「教員の主体的・対話的な授業改善の実現法」について書かれた本だ、と。私には、「主体的・対話的で深い学びの実現」が生徒の学修意欲を実現できるのならば、同じ思想で教員も授業改善ができるはずで、その具体例の1つがこれですよ、というメッセージだと思ったのです。さらに、それは自分の授業を主体的・対話的にすすめる為の大きなヒントでもあると感じました。
1つめは安全安心の場を作ること。
研究授業や公開授業の授業者も後からいじめられると思わず、
安心して授業ができる環境を作ること。
2つめは組織で対立を激化させないこと。
自分は「皆とうまくやること」と読みかえました。
一斉授業に邁進する教員を攻撃したところで
組織としての授業改善は進むはずがありません。
3つめは現場重視。
もちろん外部講師の研修も意味があります。
多くの引き出しを持つことは大切なことです。
けれども、教員が目の前の生徒をなにより大事に
しなければならないのと同じで、
同じ職場の教員同士で話し合いを重視すべきだということ。
その具体的方法がワークシートと一緒に掲載されています。
「研究授業は若手に押し付ける」「授業見学会は誰も来ない」「研究授業の後の意見交換会はほぼいじめ」「公開授業は普段どおりの授業でない」このどれか1つでもあてはまる職場におられるのであれば、この本をお勧めします。[引用終了]
現場にいる人、現場で授業改善に苦労している人‥にしか理解してもらえない内容だと思っています。苦労してこの本を書き上げた甲斐がありました。ありがとうございました。
◎新刊「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)は