埼玉県・淑徳与野中学高校に伺いました

【授業研究】埼京線北与野駅から少し歩いたところにある学校に伺いました。駅名に残る与野市は大宮市・浦和市与野市が合併して「さいたま市」になったことで消滅してしまった市です。しかし、私にとっては懐かしいところです。

 47年前に埼玉大学(当時の最寄り駅は北浦和駅)に入学した私は、隣の与野駅近くに下宿しました。そのころはのんびりした下町の風情のあるところでした。そんな風景が与野駅から大宮駅近くまで続いていました。当時の大宮駅周辺は高いビルなど1つもなく田舎の駅そのものでした。

 与野駅と大宮駅の間に「さいたま新都心駅」ができてから、この辺りは一変しました。ビルが建ち並び、きれいな街に変わりました。それでも学生時代に歩いた道は残っています。それを探しながら学校まで遠回りをしながら歩きました。ちよっと楽しい時間でした。

 標記の学校は女子校です。校舎はきれいですし、進学校としての実績も高いものがあります。「先生たちがなかなか授業改善の意義を理解してくれないのですよね」との管理職の型の話を聞いたうえで、90分間の短時間の研修会に臨みました。質問が次々に出ます。それも前向きで具体的な質問です。あっという間に終了。「先生たちの雰囲気が変わりました」との声も聞こえます。うれしいことです。