【授業研究】公益財団法人「日本スポーツ協会」が発行している「Sport japan」という雑誌のインタビューを受けました。その雑誌が発売されました。インタビューを受けたのは3月でした。1時間ほどのインタビューで1回の記事になる予定だったのですが、終了後に記者の方から「内容が豊富なので2回に分けて掲載します」と連絡がありました。というわけで、今回の記事は主に私が高校の物理授業をどうやっていたかの紹介です。次の号(vol.44 7-8月号)で具体的なスポーツ指導についての話になるようです。
連絡をもらってインタビュー前に聞いたのは「子どもや選手が自主的に学ぶというのはスポーツで盛んに言われている」とのことでした。「それでは子どもたちが遊んでしまうとか、強くならないという問題が起きているのでしょうね」と言うと、「その通りです。どうしてわかるのですか?」と記者の方は驚いていました。
それは、現在の教科科目の授業改善運動でも盛んに聞こえることです。それと同じことだと類推できます。更に言えば、私は物理授業改善に取り組むよりも前に、それより25年くらい前に空手の指導で大改革に挑戦して成功していました。
殴る蹴るは当たり前の大学空手部の監督になってから、それらの伝統的な指導を否定して、「見守る、囁く」指導に切り替えました。上級生にもその方法を教えて空手部全体でその指導を徹底しました。その結果、私が監督になったときには10名程度の部員しかいなくて廃部直前だった空手部が、数年後には部員100名になり大会には連戦連勝するようになっていました。
今回のインタビューはその時代のことも少し思い出しながら話をしていました。物理授業の話とは少し違ったテイストの話をしています。機会があったらお読みください。
この雑誌のHPはこちら↓
https://www.japan-sports.or.jp/publish/tabid661.html?pdid=150