生徒に「なんでやらないの?」と声をかける?

【授業研究】あるセミナーのリフレクションカードのコメントです。「やろうと思ったことは何ですか?」の回答に、「生徒に声掛けします。『なんでやらないの?』『話を聴いて』など」とありました。

 確かに私は「質問で介入する」方が良いと思っています。しかし、「なんで〇〇やらないの?」とか「なんで〇〇できないの?」という言い方には問題がありそうです。質問というより、詰問の響きがあります。子どもたちはこれに対して答えることはほとんどできません。「すみません」というのがせいぜいだろうと思います。

 私なら「何があればできそうですか?」「どんな方法なら取り組めますか?」「私が何か手伝えばできますか?」などと質問すると思います。少し気を付けてほしいものです。また「話を聞いて」も、質問というより指示・命令に近い言い方です。気になりました。

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