「THE 工業科社会です」

【授業研究】セミナーのリフレクションカードのコメントです。

「私の学校は、『THE 工業化社会』と言っても良いくらいです。私はつまらないなあ~と思っているのですが、全体はそれを良しとする校風です。保護者もそういう指導を求めています」

 そういう学校も多いのだと思います。この先生は「それでも私は頑張ります」と言います。私は「無理をしないで」と返信しました。四面楚歌の中では体制に対して反対論をぶち上げ続けると、それに対するプレッシャーも大きくなると思うからです。下手をすると潰されるか、追い出されることになると危惧します。

 反対を言い続けなくても、「授業はできます」。授業を続けながら自分の腕を磨いていけばよいと思っています。振り返ってみると私は10年前に新しい授業を始めた時にも、他人の授業を批判してはいませんでした。「どんな授業でも、生徒が寝ないで成績があがる授業は良い授業だ」と言い続けていました。

 したたかに、着々と、自分の授業改善を続けてほしいものです。

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