【授業研究】5/12(土),13(日)に行うセミナーについて解説しています。一方では「入門講座」を求めている個人や学校がたくさんあると想像していますが、他方では「授業改善の意義を深く考える」ことも必要だと感じている人も多いことが、今回のセミナーを考える端緒になりました。
みくに出版の安さん、前・都立高校教諭の田口さん、私の秘書のYさん、みくに出版のIさんにも入ってもらって話し合いが始まりました。田口さんは、私が私の授業を初めて公開の場で「生徒役としての授業体験」を織り込んだ研修会を実施した時の参加者でした。(産業能率大学のフォーラムやセミナーが初めてと思っている方が多いようですが、実はそうではありませんでした)
その後、田口さんは都立両国高校の社会科の授業で私の授業をモデルに実践を始め、成績を急上昇させるという成果を上げました。それがきっかけとなって両国高校での授業改善が広がりました。しかし、「両国高校だからできる」という声が高まってくると、田口さんは定時制高校に異動して実践し、ここでも大きな成果をあげました。物凄いことをさらりとやってしまう彼には、いつも驚いています。田口さんと私は考え方の基盤がとても良く似ているので、田口さんが都立高校を退職すると聞いてすぐに声をかけて、一緒に講師をやることが実現しまた。
思考基盤が似ているので、今回は田口さんの社会科の授業を取り入れ、田口さんの社会科の授業で実施している思考トレーニングの方法を基盤にセミナー全体を構成することになりました。私にしてみると、新しい形式のセミナーに挑戦することになります。とは言え、このセミナーは実に面白い仕組みになっています。参加者の皆さんには、時間を忘れて考え続けてもらえることと思います。
その詳しい構造は、次回に述べることにします。(この項続く)
◎5/12(土)13(日)にセミナーを担当します。こくちーずはこちら
・2018年5月12日(土) 16:00〜20:00→http://www.kokuchpro.com/event/ALK0512/
・2018年5月13日(日)10:00~16:00→http://www.kokuchpro.com/event/ALK0513/
◎以下はチラシです。