【授業研究】私は35歳で公立高校教員になって以来、カウンセリングの勉強を続けていました。40歳から50歳くらいまでかなり本格的に学びました。最初の共著も単著もカウンセリング関係でした。学校教育相談の専門誌に何回も投稿させてもらいました。連載もさせてもらいました。そんなことから、その出版社の社長さんや編集の方とは、今でも交流があります。
拙著「アクティブラーニング入門」がひと区切りして、この出版社の方から、「また、書きませんか?」と声を掛けていただき、とてもうれしい気持ちでいます。というのは、私にとっては物理授業をAL型授業に展開するにあたってはカウンセリングの理論やスキル、思想の影響を強く受けているからです。それだけに、カウンセリングの学習をしてきた先生たちにこそ、その応用としてAL型授業にチャレンジしてほしいという思いが強いのです。
そんなやりとりをしているところに、東北の教育相談の研究会から講師の依頼を受けました。ありがたいことに、これまで私が雑誌に投稿した論文や連載をずーっと見てきた方から、「カウンセリングの理論やスキルを応用としてのAL型授業入門講座」を開いて欲しいと依頼が来ました。しかも、土日の2日間をかけてです。
この偶然に驚いています。それこそカウンセリングを学んでいる時に知ったシンクロニシティーと言う言葉を久しぶりに思い出しました。また、新しい楽しみができました。