半年ぶりのアクションラーニング・セッション(ALセッション)、順調!

【授業研究】いつも、ぎりぎりまで準備に追われる「ロジカルシンキング実践」ですが、今日も相変わらず追われまくりました。様々な事情で授業の内容を変化させることになって、一応のプログラムは昨日の内にはほぼ終了していたのですが‥。学内で受講している学生と授業について話していると、「ロジカルシンキング実践は面白いけど、前期のリーダーシップベーシックでやっていたALセッションほど深まらないんですよね〜」と言います。ちょっとショックです。
 でも、その意味はすぐに理解できました。ALセッションでは学生の生の問題を取り上げて考えます。ロジカルシンキング実践では色々なテーマで演習をさせていますが、どこまで行っても、「演習問題」です。人工的に設定した課題ではなかなかリアルな深みは得られないということです。それなら、ロジカルシンキング実践の中にALセッションを組み込めばよいのではないか!と閃きました。
 で、昨夜から今朝にかけて練り直しです。そして、授業でやってみると大好評です。彼らがALセッションをやったのは7月の授業が最後ですから、半年ぶりのセッションでした。それにも関わらず、実にスムーズに進みます。中には深い気づきを得て涙ぐむ学生もいます。感想にも「こんなに深いセッションは初めて!」「ロジカルシンキング実践がセッションに効果があると初めて分かった!」などが続々。
 これらを見ながら、来年度のシラバスを書き換えることもできそうです。AL型授業の醍醐味は、こうやって学習者と授業者が協同して授業を作っていくことです。実に楽しい体験でした。