【授業研究】今年度第1回の産業能率大学オープンキャンパスが実施されました。私はその中で模擬授業を担当しました。「リーダーシップベーシック」というアクションラーニング・セッションを多用する授業のことを約60人の高校生＋保護者にどう説明するか、迷いました。時間は40分、座席は教室型、なかなか難しい条件でした。
それでも、何度か問いかけて考えさせたり、話し合わせたりしたので寝る人はいなかったようです。途中、かなり難しい説明も入れたのですが、真剣に聞いてくれました。動画の挿入、受講している学生の談話もなかなか効果的でした。
驚いたのは途中での質問に対して、積極的に答えてくれる高校生が何人もいたことです。中にはもう何度も大学に見学に来ているという高校生もいました。うれしい限りです。そして極めつけは、終了後に質問に来た高校生がいました。驚きながら回答したのちに、思わず、「高校生なの？」と質問したほど、賢そうな高校生でした。
彼は最後にこう言いました。「ありがとうございました。とても興味を持ちました。産能大は第二希望なんですけど、『滑り止めに入ってもいいな』と思えました。もし、入学することになったらご挨拶に伺います。そして、2年生になったらこの授業を受講します。その時はよろしくお願いします」
喜んでくれた高校生がいたことに安心するとともに、こんなにしっかりした高校生がいるんだと驚きました。私が高校生の時はこんなことは絶対できませんでした。(笑)
第1回のオープンキャンパスの高校生だけの入場者数は426名。保護者も含めると、600名を越えていたのではないでしょうか？大盛況のオープンキャンパスでした。参加した高校生、保護者の皆さんありがとうございました。良い大学ですから、ぜひ受験してください。
