「アクションラーニング(質問会議)」に徐々に関心が…

【雑感】質問と気づきを中心とした「アクションラーニング(質問会議)」に少しずつ興味関心の輪が広がり始めました。私がこの方法に出会ったのは10年くらい前です。それからコーチ資格を得たのは2006年でしたから、今から、7年前のことです。
 その後、「アクティブラーニング(能動的学習)型物理授業」を開発・実践し始めてから、この「アクションラーニング(質問会議)」の方法がとても役立つことを実感しました。とは言え、これを他人に勧めることには躊躇しました。習得するのに時間とお金がかかるし、それが授業に直結するという自信もありませんでした。「アクティブラーニング(能動的学習)型授業」が広がっていったら、「アクションラーニング(質問会議)」にも興味を持つ人が増えるだろうと思っていました。
 今年、それが始まりそうです。個人的に「アクションラーニング(質問会議)」をやってほしいとの依頼も増えました。企業からの依頼もあります。また、教育関係団体から研修会として体験会をやってほしいとの依頼もありました。大学で教職員に対して指導もしました。高校から、指導依頼や、合宿指導の依頼もあります。
 私は「アクションラーニング(質問会議)」は「アクティブラーニング(能動的学習)型授業」の基礎スキルを要請するのに最もコストパフォーマンスが高いと思っています。また、この手法と考え方が組織に浸透することで、「授業改善」と「組織開発」を同時に実現できると思っています。このことが、あちこちで実現したと言える日も近づいてきた気がします。