「私も、同じような授業をやっています」

【雑感】某高校で「アクティブラーニング型授業入門講座」の講師を務めました。「アクティブラーニングなんて初めて聞くよ」という先生方も多かったのですが、私の授業の説明を始めると、冒頭のような発言があちこちで。「リフレクションカード」の中にも「自分がやっていることがアクションラーニング型授業なんだと思った」「自分がやっていることに、これでいいんだと自信が持てた」という主旨の文章がありました。
 去年から、あちこちで感じている「潮目の変化」をここでも感じました。「黎明期は過ぎた。次は成長期だ」「アクティブラーニング元年だ」という声も納得できます。しかも、やり方がみんな違うことが、私にとってはとてもうれしいことです。特定の理論や形式に当てはめられなくても、現場の教師には実践できる力はあります。創造力もあります。まだ、一部の人たちに限られているとしても、いずれ「燎原の火」となって広がるのだと思います。
 今、私の予定表を見ると8月までは毎週のように研修会講師が入っています。あちこちで火をつけて、燃えている火には勢いをつけて、この変化の勢いを誰も止められなくなるように走り回りたいものです。