(キャリアカウンセラーの資格は)足の裏についたごはんつぶ?

【雑感】facebook上だけでずいぶん長くおつきあいをしてきたAさんが主催した学習会に参加しました。講師はキャリアカウンセラーの方で、現状の問題点を鋭く指摘。その1つが冒頭の表現。この「謎かけ」わかりますか?
  キャリアカウンセラーとかけて「足の裏についたごはんつぶ」と解く。その心は「(資格を)取っても喰えない」だそうです。これは受けました。その理由は「傾聴しているだけ」というものでした。もちろん全てのキャリアカウンセラーがそうだというのではないと思いますが、傾聴訓練に偏りすぎて、必要な分析・指示・助言・対立などができないことはありそうです。心理的カウンセリングを学んでいるときにも同様の問題は見聞きしてきました。
  同じことが「アクティブラーニング型授業」にも言えそうです。それはグループ活動をさせているときの教師の態度です。「見守るだけ」という話がとても多いのです。ただ「見ているだけ」で、観察・分析・介入・振り返り等が行われなければ、グループ活動は混乱し、荒れて、授業は進まなくなります。カウンセラーも教師も「生徒(クライアント)の主体性・能動性を促進するための積極的な介入(内的活動や関わり)が必要だ」と改めて感じさせられました。