アクティブラーニング型授業の広がり着々

【今週の振り返り】この1〜2週間でアクティブラーニング型授業の広がりを実感する体験が続いています。おかげさまで、私の退職後は「毎日が日曜日」ではなく、もしかしたら「今より忙しくなりますよ」と言われるほどです。
 昨年夏に、あちこちのフォーラムやセミナーで感じたことは「潮目が変わった」でした。数年前から、アクティブラーニング型授業をテーマに様々な会合に参加していました。そのころは、反対論や懐疑論がかなりありました。私も質問の中で非難されたり、感想カードで罵倒されたりして、傷ついたこともありました。それが昨年は変わりました。反対意見が表面化することはなく、むしろ、多くの実践者が出てくるようになりました。質問も、実践者による、実践的・建設的な質問に変わりました。
 この1〜2週間に感じているのは、これまで個々人が頑張って実践している話が中心だったのが、グループ化、組織化につながる話が増えたと言うことです。都内で続けてきた産能大主催の「授業力向上セミナー」が全国数カ所での開催になりそうです。学校での組織的取り組みが、東海、近畿、中国の各地域で始まりそうです。ある人の発言「黎明期は過ぎた。次は成長期だ」が重みを増していきます。