すでに取材は終わり、ゲラ刷りの校正も終わり、発行を待つばかりです。
生徒たちもゲラ刷りを見て大喜びをしています。
なんだか、生徒たちが喜んでいるのが一番うれしいのです。
面白いエピソードがあります。
教育実習に来ている大学４年生の女性が私の授業を見に来ていました。
化学の同僚が「この授業はこんな記事になるんだよ」とゲラを見せました。
しばらく、熱心に読んでいる彼女に感想でも聞こうと近づいたら、涙を流しています。
「どうしたの？」
「あ、自分でもわからないんです。涙が出てきて…」
その場ではそれ以上のことはできず、翌日、尋ねてみました。
「なぜ、泣いていたの？」
「私、あんな風に生徒たちが自由に学ぶ授業をしたいんです。
でも、実習でやろうとしてもえまくいかなくて悩んでいました。
そんなときに、物理の授業を見て、あの原稿を読んでいたら、
『あ、ここに私が求めていた授業がある。夢のような授業がある…』
って思えて、気がついたら涙が出ていました」
私が熱いものを感じていました。
月には各学校に配布されることになります。高校の先生方はNo,42をぜひご覧下さい。
それ以外の方はネットでも読むことが出来ますので、お読み下さい。
今はまだバックナンバーだけが掲載されています。No42がアップされたら、改めてお知らせします。
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