アクティブラーニングの始め方〜10のコツ〜

 土曜日のセミナーの資料づくりに追われています。「今のままの授業ではいけないと思っても、どうやっていいかわからないんだよね」という声をしばしば聞くので、セミナーに向けて「10のコツ」にまとめてみました。全部私がやってきたことです。

1 モデルを見よう、体験しよう。まねできるヒントをつかもう。
   〜どの「流派」でもOK。あれこれ見てみよう〜
2 理論学習をしよう。社会学的、歴史的意義を重視して。
   〜役に立つのは組織開発、人材開発、学習理論など〜
3 小さなチャレンジから始めよう。ちょっとやって反応を見る
   〜「1分間、隣の人と話しあって」だけでも効果あり〜
4 なにかやったら生徒の反応を聞こう。できれば生徒にシェアリング。
   〜生徒の声はリフレクションのきっかけ、勇気の源、アイデアの泉〜
5 行き詰まったら、中断の準備をしよう。失敗はつきもの。
   〜授業の途中でも、「やめます」と言える準備と覚悟を〜
6 毎日できる程度の授業準備をしましょう。労力と成果のバランスを大切に。
   〜手抜きをする、生徒にやらせる、PC等を活用するetc〜
7 一般解はどうでもいい。目の前の生徒たちにだけ役立てば充分。
   〜「この生徒たちだけのため」の工夫こそが一般解のヒント〜
8 校内に仲間をつくろう。授業を見せ合うだけでも「大きなパワー」。
   〜2〜3人からでOK。教科、学年だったらすごいこと〜
9 校外に仲間をつくろう。校外の仲間を呼ぼう、行こう。
   〜見に行くことは支援。来てもらえば内部活性化〜
10 教科・科目の壁、校種、地域等々の壁を乗り越えよう!
   〜壁を越えるごとに世界が広がり、アイデアが湧きます〜