具体と抽象、弁証法的な見方

【授業研究】物理の授業中に激しい夕立になったことがあります。
生徒達がワイワイ語り始めました。
「すげー勢いだ」「なんで?」「これ自由落下?」「等速運動じゃん」
「落下速度が速い?」「雨粒が大きい?」「夕立だから雨粒大きい?」‥

これに応えて、「これは等速運動」「雨粒が大きいほど速い」
「雨粒が大きいのは積乱雲の効果」等々と説明しました。
生徒達は大喜び。「夕立から落下運動の全体像がわかった」
「理論ってこんな風に使うんだ」「物理、すげ~!」

これは「具体的事実を解決する」と共に
「一般論(抽象論)を意識して説明した」から。
最近の研修会は質疑応答中心ですが、
その回答にもこれを意識しています。
こういうリフレクションが出てくるとうれしくなります。

とは言え、「自然現象」を「物理理論」で語るのは簡単ですが、
「授業」に関する質問を同様に捌くには、
「基本スキル・基本パターン理論」が必要でした。
更に「論理学・認識論・弁証法」が役立ちます。
このことも、伝えていかなければ‥と思います。

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