「先生の説明が少ない‥」に不満

【授業研究】各地で伺っているうちにAL型授業について生徒・保護者・地域の方から不満や文句が出ていることを知りました。その1つが「先生の説明が少ない。私は先生の説明を聞いていたい」という生徒や、「50分間の授業なのに先生が15〜20分しか説明していないのは、さぼりではないのか」という保護者・地域の人たちからの声です。
 このことは、もとはと言えば文部科学省が「アクティブラーニング」などの授業改善を推奨しているからですが、これについての国民に対する充分な説明はなされていません。岡山県では、その説明をするべき立場の人に私はこの話をしていました。
 そのとき「ウチの学校でもそういう生徒がいます」と高校の先生がおっしゃいました。その時に、現場で誰がどのように説明し、対応していくのか、或は、それがないような事前の対応をどうするか‥などもはっきりしていないようです。若い先生が、自分の親より年上の保護者に叱りつけられたら傷つきます。「嫌だ」という生徒に上手に対応できないと、授業改善が進まなくなるかもしれません。
 とても気になり始めた問題です。