専門学校の研修会講師を務めました

f:id:a2011:20210901051323p:plain

【授業研究】昨日(2021/8/31)は名古屋の専門学校の先生たち向け研修会講師を務めました。一昨年度あたりから毎年2回伺っています。専門学校の先生たちは教育学部を出ているわけではないので、学校教育についてそれほど興味もなかったという人たちです。従って、文科省の方針がどう変化しているのかについてはあまりご存じありません。

 従って、私が「板書・ノートなし」「短い説明」「長いワーク」「必ず振り返り」などの授業を実践して「成績向上」等の成果を上げたと言われても(事前動画の講義を視聴しても)「ピンとこない」とおっしゃいます。ただ、その言い方は「反発」ではなく、実に素朴な疑問です。これは私にとっては新鮮です。

 そこで久々に「短い授業体験」をしてもらいました。高校で実践していた授業を、資料もそのままで、短時間だけ実践します。すると「楽しかった」「もっと勉強してみたくなった」「資料(教科書)を一生懸命に読んだ」などの気づきが次々に出てきます。「こういうことなんだ~」と率直に驚き、受容してくれます。

 その他にも講義動画に基づきたくさんの質問をいただきました。4時間立ち続けての質疑応答はさすがにくたびれましたが、昨晩はぐっすりと眠ることができました。閉じ籠り生活が続いて運動不足、体力低下なのだと感じます。オンラインの利点を感じることが多い日々ですが、時々は対面がある方が色々な意味で利点が多いことも感じました。

※「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
  こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/