授業改善ナビゲーター?

【授業研究】スーパーバイザーを務めている横須賀市立横須賀総合高校に伺いました。本年、最後の校内研修会のサポートを務め、忘年会にも参加させていただきました。

 研修会では先生たちを教科をミックスした数人のグループに分けて、その中で授業についての報告や相談などを延々と語り合うだけです。80分間ほど各グループにお任せ。私は呼ばれたグループに出かけて質問に答えていきます。これはなかなか良い形式でした。

 いきなり振られた好評では「私たちは学年や分掌、部活動顧問などの仕事で別れています。しかし、授業を担当しているという点では全員がつながっています。この会をきっかけに、職員室や廊下で授業をテーマに話すきっけかを広げましょう」と話しました。

 来年に向けての私のアドバイスは「来年はお菓子を用意しましよう。飲み物は各自で好きな物を持ってくるにしませんか?」です。

 忘年会も盛り上がりました。来年度の私の活動について「授業改善アドバイザー」と話をすると「アドバイザーはよくないなあ‥」と意見が出て、みんなであれがいいこれがいいとワイワイ。確かに「アドバイス」はどうも批判的・強制的なニュアンスを感じています。で、落ち着いた先は「授業改善ナビゲーター」。

 「ナビゲーター」を調べてみると、以下がありました。

1 操縦士。航海士。
2 自動車ラリーなどで、運転者に速度や方向の指示を与える同乗者。
3 テレビやラジオの番組などでの案内役、または進行役。
  (出典 小学館デジタル大辞泉) 

 

 「3」はいいなあと感じます。私が授業をやるわけではなく、現場の先生たちが前進していけるように働きかけることが大事な役割です。じっくり考えていこうと思います。

◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)は

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