急ぎの原稿修正

【授業研究】新刊「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」はゲラの再校正も終わり、私の仕事は終わった‥‥と思っていたら、追加の仕事が入ってきました。再校正の際に図が抜けていたことに気が付き、挿入をお願いしていたところで問題が生じていました。

「図を入れたら行数がオーバーしてしまいました。6行短くしてください」

とのメールが届きました。この段階になるとのんびりしていられません。早速、取り掛かりましたが、これがなかなか大変。結局、6ページ分の前半3ページ程度を全部書き直しました。

 でも、書き直す作業は実に良い頭のトレーニングになります。書き直すにあたってやっていたことは「ここで私は何を言いたいのだ?」「絶対に外してはいけない表現はどこだ?」「カットしても文意が通るのはどこだ?」「順序はこれでよいのか?」などと考えます。メモを書きます。こういう作業は手書きで書いた方が考えがまとまる気がします。おおむね整理してからワープロで打ちなおします。

 この段階では1文字単位で調整します。1~2文字減らすと1行減ることがあります。この時はちよっっとした快感です。以前に新聞に短い文章をを連載していた時に、決められた文字数内にピタリと収める訓練を月に2回、2年間やっていたので、この作業は得意です。‥で、メールを受け取ってから、ほぼ24時間で修正を完了して、送信することができました。今度こそ、最後の仕事になることを祈りたいものです。

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