【授業研究】予定が狂って1時間ほど時間が空いてしまい、どうしたものかと街中を歩いていたら「占い」の看板が。数年に一度くらいの割合で、冷やかし半分で占いをしてもらう私は、ちょうどよい時間つぶしと思い入っていました。
高校生の頃に「易経」を読んだり、明治時代の大占い師・高島嘉右衛門をモデルにした小説を読んだりしていた私ですから、そこそこには興味があります。大学との契約も最終年度に入っていますし、来年度以降の仕事運を占ってもらいました。
すると‥「すごい人気運ですね。芸能人みたいですよ」と手相を見るなり持ち上げてくれます。生年月日などの分析も含めて話してくれたことは‥‥
「55歳ころから大きく仕事の成果が出ましたね」‥これは高校物理の授業改善を始めて成果上げた時期とぴったり一致。「多くの人たちに影響を与えていますね」‥これも一致としていると言えそう。ふーんと思って聞いていると、今後の話に移って。
「仕事運は強いですね。ずーっと仕事していく人ですね」
ーいつまで?ー
「90歳くらいまで続きますね」
ーえ、そんなに生きるの?ー
「来年は特に大きく飛躍しますよ!」
ーえ?そうなの?じゃあ、良い仕事に巡りあえるかな?ー
「はい。あなたの決断次第ですよ」
少しうれしくなりました。占いをやるといつも思うのですが、カウンセリングと大きく異なるのは「未来を前提として励ますこと」にあります。その未来には科学的な根拠はないものの、「励まされて元気になった人が未来を作り変える効果」はありそうです。映画「トゥモローランド」の発想にもつながります。