大学授業あれこれ

【授業研究】大連休が終わって大学授業も再開しました。アクションラーニング・セッションを中心とする2つの授業は順調に進み始めました。2年生初心者向けはいつも導入にそれなりに苦労するのですが、今年はとてもスムーズです。3,4年生向けの上級者向けも、ワンランクアップをしたのですが、これもスムーズ。どちらの授業も「授業外学習」の提出をいかにうまくやるかが私も課題なのですが、これも学内システムを利用したデータ配信がうまく進んでいます。

 もう一つの問題は数学の基礎を勉強する授業。150人超と200人超の2つの講座をどうするか。出欠確認と振り返りのために、ここは結局アナログでやることにして、A4用紙を毎回返却提出をすることにしました。教室前の廊下に5つの箱に番号順に並べて配布。渋滞が起きるのではないかと心配したものの、グループ別・番号順に分けたことが功を奏して、スムーズに進みます。回収も同様。5~10分で終了。来週はこれを5分以内に終わらせることができそうです。

 少々手間がかかるのは終了後に、出席確認のハンコを押し、番号順に並べ直すこと。これまで使用していた出席の印の「小林」のシャチハタに加えて欠席を示す「欠」を作成し、その他いろいろな工夫をして、30分弱で押印・番号順配列ができるようになりました。プリント配布を減らすために説明用レジュメは学内システムを利用してデータで配布。これも順調。数学的な能力を高めるには「手書き」が必須と捉えている私は、現在のところ2種類のペーパーを配布していますが、いずれこれもデータ配布にできそうです。

 更に、学生のPCやスマホを使ったクリッカー機能等を利用して、双方向のやりとりや、小テストなどをシステムを利用する準備も進めています。学内システムの準備ができたら、スタッフの皆さんに協力してもらい使い方をマスターしてチャレンジするつもりです。仕事に必要なことを学びつつ、自分自身のスキルアップもできることは幸せです。楽しみが膨らんでいます。