【授業研究】かなり先のことなのですが、某県からの講師依頼に応えて出かけることにしました。交通事情があまりよくないこともあるのですが、午前・午後の1日かけての研修会のために前泊・後泊をすることになりました。まずはそのための移動計画の作成やチケット手配を確定させて‥さて、内容の調整です。
依頼されたのは以下です。
1 学級経営の「あり方」「具体策」を学び「教師の指導力」を高める。
2 参加者は小中高校教員。「高校の授業づくり・学級づくり」の視点も入れる。
3 とはいえ「授業づくり」メインではなく、
「児童生徒の関係性を深めながらの学級経営」の視点を重視したい。
さて、どうしたものか‥。具体的な構成には悩んでいますが、基本的なテーマは私が今やりたいことそのものです。その理由は以下です。
「授業改善」がテーマだったはずの教育改革は、いつのまにか「派手なパフォーマンス授業の競争」になり、「総合的な探究の時間」に焦点が移ると教科科目の授業改善は「終わったかのような雰囲気」になりつつあります。その結果、元々授業改善に否定的だった人たちや、「いずれ嵐は収まる」と嘯いていた人たちからは「ほらみたことか」の声が聞こえてきます。
「いえいえ」と私は言いたいのです。改善には終着点がなく、改善は継続し続けることです。特に教科授業の改善指導を続けていてわかってきたのは「担任の指導力」の重要性です。学級活動であり、特別活動です。
そう考えている私にとっては、この某県からいただいたテーマはまさに「やりたいこと」「訴えたいこと」そのものなのです。とは言え、ワンウェイの講義では伝わりにくいものです。時間はたっぷりいただいています。色々なワークを取り入れながら、楽しくて役に立つ研修会にしたいものです。
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