【授業研究】ある会議で新刊本を使って問題提起をしました。要旨は以下です。
➀授業改善を継続的に進めるには担任活動が大事。
②その理由の1は自由に活動できるクラスの雰囲気がないと、
「主体的・対話的で深い学び」は実現しない。
③理由の2は上記のようなクラスづくりをする担任スキルが、
教科授業の質を上げるスキルとして役に立つ。
④しかし、担任スキルを実践的に学ぶ場がない。
この問題提起に参加した皆さんからは、「同感」「納得」の声が続出。解決案のアイデアも色々出てきました。これは私にとっては不思議でうれしいことでした。
というのは、この考え方を私は20年くらい前からかなりはっきりと持っていました。しかし、ほとんど耳を傾けてもらうことはありませんでした。それを上梓したのが2004年の「担任ができるコミュニケーション教育」でした。あまり売れずに絶版になってしまいました。
それから14年。「今こそあの本が必要ですよ」と編集の方に勧められて書き直したのが今回の新刊「すぐ使える!ワークシートでコミュニケーション教育(小林昭文著/ほんの森出版)」です。この「今こそ」もうれしいものでした。そして、この会議の光景はその「今こそ」を裏付ける1シーンでもありました。
長年温めてきたことが、多くの人たちに賛同してもらえる時期が到来した、という感じです。実にうれしいことです。
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