【授業研究】ある会議で最近の授業改善の動向にいての情報交換。あるアンケート分析では、「いわゆるアクティブラーニングの授業」は着々と増加しているとの結果が出ているのですが、私の現場で聞く声とは違う感じがします。他のメンバーからもそんな意見もあります。
その他の新テストに関する情報、様々な企業が出しているシステムや商品などについての情報も出てきます。ものすごい勢いで、教育改革が動き、商品開発や調査分析が行われていることを改めて実感しました。
そんな中で「要するに教師の基本的な力の育成が必要なんじゃない」という発言がありました。私もそれを薄々感じてきているところでした。「アクティブラーニング以前」の授業者の「話し方」「板書等の表現力」「クラス経営のチカラ」などを鍛え直すことが必要なのではないか、それだけでも授業の質は相当に向上するのではないか、という気もしています。
武道の世界には「奥義は基本にあり」という言葉があります。改めて「教師の基本のキ」が問い直される時期なのかもしれません。
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