アクティブラーニング研修疲れ??

【授業研究】活動状況の報告と新しく気になり始めたことです。今年は年明けに福島県ふたば未来学園に伺ったのち、先週は群馬県立吉井高校、昨日は山口県立厚狭(あさ)高校に伺いました。
 群馬県立吉井高校には昨年に引き続きの訪問です。心理学的なアプローチに興味を持つ先生たちがいらっしゃったので、金曜日に伺って校内研修会+懇親会のあと泊り、土曜の朝に有志で勉強会をやってきました。数人でじっくり語り合うのは、とても楽しい学習会です。
 そして、昨日は中国地方のあちこちが大雪で交通機関に支障が出ていたにも関わらず、羽田空港山口宇部空港は何の問題もなく移動して、厚狭高校に伺いました。3時間の研修の後、なんと日帰り。さすがに少々疲れました。
 そんな活動の中で昨年末あたりから、感じているのが、先生たちの「研修会疲れ」です。1年前までは、まだ「アクティブラーニングなんて初めて聞きました」という方がしばしばいらっしゃいました。最近は、そんな声は聴かなくなりましたが、変わって聞こえてくるのが、「何度も研修会を受けたのですが、よくわかりません‥」「また、アクティブラーニングの研修会かあ‥と、ちょっとうんざりです‥」「何回聴いてもよくわからないのですよね〜」という声です。どうやら、文科省の報告書の伝達ばかり、理論的な話ばかり‥で、具体的にどんな授業をやればよいのか少しもわからない‥ということのようです。
 そんな思いを持っている先生たちは私のワークショップ型の研修会を喜んでくれます。「これならできそうな気がした」という感想もたくさんあります。それはうれしいのですが、一方で広がりつつある「アクティブラーニング研修疲れ」が気になり始めました。