【授業研究】W先生の気づき、その2です。あるソフトの講習会に参加するかどうか迷ったのだそうです。迷った理由は、今の職場ではそのソフトを使うOSがないからだということでした。
「で、その時、はっとしたんですよ。あ、これって、私は60歳までしか自分の人生を考えていないってことなんだと」
「定年退職した後、そのソフトや別のOSを使う可能性は充分にあるわけですよ。そう考えたら、今は使わなくても無駄にはならないなと思ったんです」
さすがのW先生です。感動しました。
私は現在、63歳。もうすぐ64歳になりますが、60歳以降の人生設計は「なし」です。すでに、60歳を超えてしまってからも、私は設計することなしに生きてきていました。W先生は50代半ば。ここで、この気づきは素晴らしいと思います。
というより、たぶん多くの学校の先生たちは私と同じように60歳までしか考えていないのではないでしょうか?しかし、先日、保険会社の人と話していたら、60歳で死亡する人は数パーセントなんだそうです。平均年齢は男性も女性も80歳を超えました。ベテランのみなさん、60歳以降の人生設計をしましょう。50代からの「キャリア学習(教育)」をお勧めします。
私?最近、60歳以降の人生設計を初めてつくりました。「85歳まで仕事をしてリタイヤし、90歳か95歳で死ぬまで、のんびりする」がゴールです。その前に「75歳でいったん見直す。体調などによっては、ここでリタイヤする」。75歳の見直し地点まで12年間あります。それに向けて、今年の最大課題は身体の作り直し。現在、着々治療&トレーニング中です。9月に1泊2日の人間ドックを予約しました。ここで、治療&トレーニングを見直し。来年4月にはもっと具体的で、積極的な設計を宣言したいと思っています。お楽しみに。